No.007 マネー・住まい

節約ポテンシャル診断

手取り月収と毎月の支出を入力すると、一般的な家計の目安と比べて「無理なく削れる金額」を計算し、効果の大きい見直しポイントを順番に表示します。わからない項目はだいたいの金額でOKです。

万円

毎月の支出(円)

「無理なく削れる金額」の計算方法

このツールでは、項目ごとに「手取りに対する一般的な目安」を設定し、今の支出が目安を超えている分を「見直せる余地」としています。ただし、その余地を全部削るのは現実的ではありません。そこで、項目ごとの削りやすさを考慮して「無理なく削れる金額」を計算しています。

たとえば、通信費はプランを変えるだけで大きく下がるため、目安を超えた分のほとんどを削れると考えます。一方、食費や娯楽費は生活の満足度に直結するため、超えた分の3割程度にとどめています。家賃は引っ越しが必要になるため、さらに控えめに見積もっています。

削減の目安 =(今の支出 − 目安額)× 削りやすさ(100円単位で四捨五入)

今の支出が目安額以下の項目は、削減の目安を0円としています。

無理なく削れる金額 = 各項目の削減の目安の合計

見直しポイントは、削減の目安が大きい順に上位3つを表示しています。ただし、固定費は一度見直せば効果が続くため、並べるときだけ固定費の金額を1.2倍にして、少し優先されるようにしています。

項目ごとの目安と削りやすさ

このツールで使っている目安と削りやすさは、次のとおりです。目安は家計管理でよく使われる考え方をもとにした参考値で、「この金額でなければいけない」という基準ではありません。

項目目安額(月)削りやすさ
住居費(家賃・ローン)手取りの25%2割
食費手取りの15%(1人増えるごとに+2%、上限22%)3割
水道光熱費手取りの5%(1人増えるごとに+1%、上限8%)3割
通信費3,000円×人数+5,000円9割
保険料手取りの5%5割
サブスク手取りの2%(上限5,000円)7割
車関連手取りの10%3割
日用品手取りの3%(1人増えるごとに+0.5%、上限5%)3割
交際費・娯楽費手取りの8%3割
その他手取りの7%3割

「削りやすさ」は、目安を超えた分のうち、どのくらいなら無理なく削れそうかを表しています。通信費やサブスクのように契約を変えるだけで下がる項目は高め、食費や娯楽費のように毎日の生活に関わる項目は低めにしています。世帯人数は「4人以上」を選んだ場合、4人として計算しています。

計算例(初期値の場合)

ページを開いたときに入っている初期値(手取り月収30万円・1人暮らし)で計算すると、次のようになります。

項目今の支出目安額削減の目安
通信費15,000円8,000円6,300円
交際費・娯楽費30,000円24,000円1,800円
食費50,000円45,000円1,500円
住居費80,000円75,000円1,000円
そのほかの項目目安の範囲内0円

この場合、無理なく削れる金額は月10,600円(年間で約13万円)です。通信費だけで全体の半分以上を占めていて、まずスマホのプランを見直すのが一番効果的、という結果になります。削れた月10,600円を年4%で20年間積み立てると、約389万円になる計算です(試算)。

実際に使うときは、家計簿やクレジットカードの明細を見ながら、自分の金額に置き換えて計算してみてください。正確な金額がわからない項目は、だいたいの金額で大丈夫です。

節約は「固定費」から始めるのが鉄則

支出には、毎月ほぼ決まって出ていく固定費(家賃・通信費・保険料・サブスクなど)と、月によって変わる変動費(食費・日用品・娯楽費など)があります。

節約で効果が大きいのは固定費の見直しです。固定費は一度見直せば、その後は何もしなくても毎月の節約が続きます。一方、変動費の節約は毎日の我慢が必要になるため、長続きしにくい傾向があります。このツールの見直しポイントでも、固定費が上位に来やすいようにしています。

項目別の節約のコツ

通信費

大手キャリアのプランから格安SIMや各社のオンライン専用プランに乗り換えると、1人あたり月数千円下がることが珍しくありません。自宅のネット回線とスマホのセット割引も確認しましょう。

保険料

貯蓄型の保険や、内容が重複している保険がないか確認しましょう。会社員の場合は健康保険の高額療養費制度などの公的な保障もあるため、必要な保障だけに絞ると保険料を抑えられます。

サブスク

動画・音楽配信、アプリ、ジムなど、使っていないサブスクを洗い出しましょう。クレジットカードの明細を3か月分見直すと、忘れていた契約が見つかることがあります。

水道光熱費

電力会社やガス会社の料金プランの見直し、古い家電の買い替え、待機電力の削減などが効果的です。

食費

外食やコンビニの回数を減らす、まとめ買いをして使い切る、といった工夫が基本です。無理に削ると長続きしないため、「外食は週1回まで」など自分なりのルールを決めるのがおすすめです。

浮いたお金の使い道

節約で浮いたお金は、なんとなく使ってしまうと残りません。先取り貯金や積立投資の口座に自動で移す仕組みを作っておくのがおすすめです。月1万円の節約でも、長く続けると大きな差になります。どのくらい増えるかは積立投資シミュレーターで試算できます。

よくある質問

手取りに対する家賃の目安はどのくらいですか?

一般的には手取りの25〜30%程度が目安とされています。このツールでは25%を目安としています。都市部では家賃の割合が高くなりがちなので、ほかの項目とのバランスで考えましょう。

車の費用には何を含めればいいですか?

駐車場代・ガソリン代・自動車保険料・ローンの返済のほか、自動車税や車検代を12で割った金額を含めると、実際の負担がわかります。

削れる金額が0円と出ました。

すべての項目が目安の範囲内に収まっている、とても健全な家計です。さらに貯蓄を増やしたい場合は、収入を増やす方法(副業や転職など)も検討してみてください。

目安を超えている項目は、必ず削ったほうがいいですか?

いいえ。目安はあくまで一般的な参考値です。たとえば趣味にお金をかけることが生活の満足度につながっているなら、ほかの項目で調整するのも一つの考え方です。大切なのは、使い道に納得できているかどうかです。

家族の分もまとめて入力していいですか?

はい。手取り月収と支出は世帯全体の金額で入力し、世帯人数を選んでください。食費・水道光熱費・通信費・日用品の目安は、人数に合わせて自動で調整されます。

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