No.005 マネー・住まい

積立投資シミュレーター(NISA対応)

毎月の積立額と想定利回り、積立期間を入力すると、将来の資産額と運用で増えた金額を計算します。NISAの非課税投資枠に収まっているかや、通常の課税口座で運用した場合との税金の差もわかります。

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積立投資で資産が増える仕組み(複利)

投資で得た利益を引き出さずに再び投資に回すと、「元本+利益」に対してさらに利益が生まれます。これを複利といい、期間が長くなるほど資産の増え方が大きくなるのが特徴です。

たとえば毎月3万円を年4%で運用した場合、10年後の運用益は約80万円ですが、20年後には約380万円、30年後には約1,000万円になります(いずれも試算)。積み立てる元本は期間に比例して増えるだけですが、運用益は期間が長いほど加速度的に増えていきます。早く始めるほど有利と言われるのはこのためです。

このシミュレーターの計算方法

このシミュレーターでは、年利を12で割った月利を使い、1か月ごとに次の計算をくり返しています。

翌月の資産額 = 今月の資産額 ×(1 + 年利 ÷ 12)+ 毎月の積立額

積み立てた元本 = 最初の投資額 + 毎月の積立額 × 積立した月数

運用で増えた額 = 資産額 − 積み立てた元本

課税口座なら税金 = 運用で増えた額 × 20.315%

毎月の積立は、その月の運用が終わったあと(月末)に入金されるものとして計算しています。そのため、最後に入金した分には運用益がつきません。金融機関の積立日や、実際の値動きのタイミングによって、結果は多少前後します。

また、利回りは毎月一定で増えると仮定しています。実際の投資では、値上がりする月もあれば値下がりする月もあり、同じ平均利回りでも途中の値動きによって最終的な金額は変わります。試算は「この利回りが続いたとしたら」という目安として使ってください。

結果の読み方と入力のコツ

計算結果では、将来の資産額のほかに、次の3つの数字を表示しています。

  • 積み立てた元本:自分で出したお金の合計です。利回りが0%なら、資産額はこの金額と同じになります。
  • 運用で増えた額:資産額から元本を引いた、運用による増加分です。複利の効果は、この金額の大きさに表れます。
  • 課税口座なら税金:NISAを使わずに運用し、増えた分をまとめて受け取った場合にかかる税金の目安です。NISAの枠内で運用すれば、この金額がかからない計算になります。

「年ごとの資産の推移を見る」を開くと、1年ごとの元本と運用益の変化を確認できます。運用益が元本に対してどのくらいのペースで増えていくかを見ると、長く続けることの効果がよくわかります。

入力するときは、まず無理なく続けられる積立額で試算し、そのあと利回りを2%・4%・6%のように変えて比べてみるのがおすすめです。ボーナスなどで最初にまとめて投資する予定がある場合は、「最初にまとめて投資する額」に入力すると、その分も含めて計算できます。

NISAの非課税投資枠

通常の証券口座(課税口座)で投資をすると、利益に対して約20%(20.315%)の税金がかかります。NISA(少額投資非課税制度)を使うと、この税金がかかりません。2024年から始まった現在のNISAの主な枠は次のとおりです。

つみたて投資枠成長投資枠
年間の投資枠120万円(月10万円)240万円
合計の年間枠360万円
生涯の投資枠1,800万円(うち成長投資枠は1,200万円まで)
非課税の期間無期限

このシミュレーターでは、入力した積立額が年間360万円・生涯1,800万円の枠に収まっているかを自動でチェックします。毎月の積立だけで「つみたて投資枠」を使う場合は、月10万円までが目安です。

想定利回りは何%で考えればいい?

想定利回りは、投資する商品によって大きく変わります。あくまで目安ですが、次のように考えられることが多いです。

  • 1〜2%:債券中心など、値動きを抑えた運用
  • 3〜5%:株式と債券を組み合わせたバランス型や、世界の株式に幅広く分散した運用を、控えめに見積もる場合
  • 6%以上:株式中心の運用で、過去の好調な期間を前提にした場合

過去の実績は将来の成果を保証するものではありません。計画を立てるときは、高めの利回りだけでなく、低めの利回りでも試算しておくと安心です。

利回りと積立額による違い(試算例)

このシミュレーターの計算方法で、毎月の積立額や利回りを変えた場合を試算すると、次のようになります(いずれも20年間積み立てた場合)。

毎月の積立額想定利回り積み立てた元本20年後の資産額
3万円0%720万円720万円
3万円2%720万円約884万円
3万円4%720万円約1,100万円
3万円6%720万円約1,386万円
1万円4%240万円約367万円
5万円4%1,200万円約1,834万円

同じ毎月3万円でも、利回りが2%と6%では、20年後の資産額に約500万円の差が出ます。一方、利回りが同じなら、資産額は積立額にほぼ比例して増えます。利回りは自分では決められませんが、積立額と期間は自分で決められる部分です。

また、毎月3万円・年4%で20年積み立てる場合に、最初に100万円をまとめて投資すると、20年後の資産額は約1,323万円になる試算です。最初の100万円も20年間運用されるため、その分の運用益が上乗せされます。

※上の表は、このページの計算方法で試算した目安です。実際の運用成果を約束するものではありません。

積立投資の注意点

  • 元本保証はない:市場が下がれば、資産額が積み立てた元本を下回ることもあります。
  • 生活費とは分ける:急な出費に備えた貯金(生活費の数か月分)を確保したうえで、余裕資金で行いましょう。
  • 手数料に注意:投資信託の信託報酬などのコストは、長期になるほど成果に影響します。

※当サイトは特定の金融商品の購入を勧めるものではありません。投資の判断はご自身の責任で行ってください。

よくある質問

毎月いくらから積み立てられますか?

証券会社によっては、毎月100円や1,000円から積み立てられる場合があります。少額でも、早く始めて長く続けることで複利の効果を得やすくなります。

途中で積立額を変えたり、やめたりできますか?

NISAの積立は、多くの証券会社で積立額の変更や停止がいつでもできます。また、NISAで保有している商品はいつでも売却でき、売却した分の枠は翌年以降に再利用できます。

課税口座だと、どのくらい税金がかかりますか?

利益に対して20.315%(所得税15%・復興特別所得税0.315%・住民税5%)がかかります。このシミュレーターでは、運用益の全額を一度に受け取った場合の税金を表示しています。

想定利回りを0%にすると、どうなりますか?

運用で増える分がないため、資産額は積み立てた元本と同じになります。銀行の預金で同じ金額を積み立てた場合のおおよその目安として、投資した場合との差を比べるのに使えます。

試算どおりに資産が増えないことはありますか?

あります。このシミュレーターは、毎月同じ利回りで増え続けると仮定した計算です。実際の運用では値上がりと値下がりをくり返すため、同じ平均利回りでも結果は変わりますし、元本を下回ることもあります。低めの利回りでも試算して、余裕をもった計画を立てておくと安心です。

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