No.013 マネー・住まい
引越しの初期費用シミュレーター(賃貸)
賃貸の部屋を借りるときにかかる初期費用(敷金・礼金・仲介手数料・前家賃・日割り家賃・保証料など)を計算します。家賃と入居日を入れるだけで、総額と内訳、家賃の何か月分にあたるかがわかります。
入力欄にはあらかじめ仮の値が入っています。物件の募集図面や見積もり、契約書に書かれている金額がわかる場合は、その金額に置き換えて計算してください。
家賃と契約条件
1.1か月=家賃1か月分+消費税10%。0.55(半月分+税)などの場合もあります
保証会社を使わない場合は 0 に。定額の場合は「その他」に入れてください
入居日
入居した月は、入居日から月末までの日割り家賃で計算します
契約時に翌月分の家賃を前払いするのが一般的です。不要と言われた場合はチェックを外してください
その他の費用
見積もりがあれば入れると、引越し全体でかかる金額も表示します
内訳
| 項目 | 計算方法 | 金額 |
|---|
※1円未満は四捨五入しています。日割りの計算方法や端数の扱いは、管理会社によって異なる場合があります。正確な金額は、契約前に受け取る見積もり(初期費用の明細)で確認してください。
賃貸の初期費用の内訳
賃貸の部屋を借りるときは、毎月の家賃とは別に、契約時にまとまったお金が必要になります。主な項目は次のとおりです。物件や管理会社によって、かかる項目や金額は異なります。
| 項目 | どんなお金か | 戻ってくる? |
|---|---|---|
| 敷金 | 家賃の滞納や、退去時の原状回復費用にあてるために預けるお金 | 退去時に、修繕費などを差し引いて返ってくるのが一般的 |
| 礼金 | 部屋を貸してくれる大家さんへのお礼として支払うお金 | 戻らない |
| 仲介手数料 | 部屋を紹介し、契約の手続きをしてくれた不動産会社に支払う手数料 | 戻らない |
| 日割り家賃 | 入居した月の、入居日から月末までの家賃・管理費 | 戻らない |
| 前家賃 | 翌月分の家賃・管理費の前払い | 戻らない(翌月の家賃にあてられる) |
| 保証会社の保証料 | 家賃の支払いを保証してもらうために、保証会社に支払うお金 | 戻らない。更新時に別途かかることも |
| 火災保険料 | 火事や水漏れなどに備える保険。加入が条件になっていることが多い | 戻らない(途中解約で一部戻る場合あり) |
| 鍵交換費用 | 前の入居者が使っていた鍵を新しいものに交換する費用 | 戻らない |
このほかに、室内の消毒料や、24時間対応のサポートサービスの料金などが含まれていることもあります。見積もりに知らない項目があったら、どんな費用なのか、加入が必須なのかを確認しましょう。
なお、仲介手数料は、宅地建物取引業法で、不動産会社が借主・貸主から受け取れる合計の上限が「家賃の1か月分+消費税」と定められています。
日割り家賃と前家賃のしくみ
月の途中から入居する場合、入居した月の家賃は、入居日から月末までの日数分だけを支払う「日割り」で計算されるのが一般的です。このシミュレーターでは、次の式で計算しています。
日割り家賃 =(家賃+管理費)÷ その月の日数 × 入居日から月末までの日数
たとえば家賃8万円・管理費5,000円の部屋に4月20日から入居する場合、4月は30日、入居日から月末までは11日なので、85,000円 ÷ 30日 × 11日 = 約31,167円になります。
さらに、契約時には翌月分の家賃(前家賃)もまとめて支払うことが多いです。そのため、月末近くに入居すると、日割り家賃は少なくても、翌月分の家賃と合わせて「ほぼ2か月分の家賃」を最初に払うことになります。入居日を少しずらすだけで、最初に払う金額が変わることもあります。
初期費用を抑えるポイント
初期費用は大きな金額になりやすいですが、物件選びや交渉の仕方によって抑えられることもあります。一般的に、次のような方法があります。
- 敷金・礼金が少ない物件を選ぶ:「敷金なし」「礼金なし」の物件なら、その分の初期費用がかかりません。ただし、敷金なしの場合は、退去時に原状回復費用をまとめて請求されることがあるので、契約内容を確認しておきましょう。
- 礼金や家賃の交渉をしてみる:空室が長く続いている物件や、引越しの少ない時期は、礼金の減額などに応じてもらえることがあります。必ず応じてもらえるわけではありませんが、聞いてみる価値はあります。
- 仲介手数料を確認する:仲介手数料は不動産会社によって異なり、家賃の半月分などに設定している会社もあります。
- 入居日を調整する:日割り家賃や前家賃の金額は、入居日によって変わります。家賃が発生する日をいつにするか、不動産会社と相談してみましょう。
- 任意の項目を外せるか確認する:消毒料やサポートサービスなど、必須ではない項目が含まれていないか、見積もりを確認しましょう。
- 引越し業者は複数社を比べる:引越し業者の料金は、時期や荷物の量、会社によって大きく変わります。複数の会社から見積もりを取ると、比べて選びやすくなります。
契約前に確認したいこと
- 初期費用の明細:総額だけでなく、項目ごとの金額を書面でもらいましょう。
- 敷金の返し方:退去時に何が差し引かれるのか、敷金の償却(返ってこない分)があるかを確認しましょう。
- 更新料・更新時の保証料:入居後、契約の更新時にかかる費用も確認しておくと安心です。
- 退去時の費用:退去時のクリーニング費用などが特約で決まっていることもあります。退去時の費用の考え方は、退去費用シミュレーターで詳しく解説しています。
よくある質問
初期費用は家賃の何か月分くらいかかりますか?
物件や条件によって大きく変わります。敷金・礼金があるか、仲介手数料がいくらか、入居日がいつかなどで金額が変わるので、このシミュレーターに実際の条件を入れて計算してみてください。結果の画面で、家賃の何か月分にあたるかも表示しています。
敷金と礼金の違いは何ですか?
敷金は、家賃の滞納や退去時の修繕費用にあてるために預けるお金で、差し引かれる分を除いて退去時に返ってくるのが一般的です。礼金は大家さんへのお礼として支払うお金で、返ってきません。
月末に入居すると初期費用は安くなりますか?
入居月の日割り家賃は少なくなりますが、前家賃(翌月分)もあわせて支払うのが一般的なので、最初に払う合計額は大きく変わらないこともあります。入居日を変えて計算し、比べてみてください。
計算結果と不動産会社の見積もりが違うのはなぜですか?
日割り家賃の計算方法や端数の扱い、保証料の計算のしかた、その他の費用の有無などが、管理会社によって異なるためです。正確な金額は、契約前に受け取る見積もりで確認してください。